お米 is ライス

C#やらUnityやらを勉強していて、これはメモっといたほうがええやろ、ということを書くつもりです

榛名神社

GWが明けた8日土曜日、友人とレンタカーを借りて榛名へ向かった。
練馬ICから関越自動車道を通り渋川伊香保ICで降り、まずは榛名山(榛名富士)へ。

片道1時間半ほどかけて榛名富士を登った。天気も良く、気温もちょうどよい日だ。
頂上で榛名富士山神社に参拝。この時で11時くらいだったと思うが、寂しくもなく混んでもおらずで快適だった。

夏ほど空気が澄んではいないので遠くの景色が見えなかったのは残念。

下りは1時間ほどだったと思う。
下りて登山口を出たところで小さい花畑があるのを発見。すわカメラの練習台にしてやろうと思い、いろいろな角度から写真を撮ってみる。

やはり色が鮮やかな花は画面に映える。かなり近くまで寄って遠景と一緒に収めると上級な感じの写真が撮れた。

その後、榛名湖のほとりの広場で乗馬体験をさせてもらった。どこかの牧場からかと思ったが、聞くところによれば付近の住民は個人で馬を飼っていることが多いとのことで、乗せてもらった馬も個人所有のものらしい。

暴れたりしないかとも思ったが非常におとなしい馬で、特に危うげなく付近を一周することができた。競走馬ではなく性格の穏やかなハフリンガーとクォーターホースという品種の馬だそうだ。一人一回2000円也、安い。

昼をまわっていたため、駐車場の向かいにあった彩湖庵という店で昼食をとった。
注文したのはわかさぎ定食。そういえば榛名湖では冬に氷上でわかさぎ釣りができるらしい。

子持ちわかさぎのフライにとろろ飯がついていて味もボリュームも申し分無し。榛名湖を見つつゆっくり食事ができた。
ひとごこちもついたところで榛名神社へ向かう。

榛名神社は榛名富士や榛名湖から車で20分ほどかかる場所にあった。意外と遠い。

榛名富士が円錐形のきれいな山だったため、榛名富士を神体山としていると思っていたがどうやらそういうわけではないらしく、付近の山地全体が信仰の対象という印象だった。
13時半ごろに榛名神社へ到着。門前町には何某坊と看板に書かれた宿泊施設が立ち並んでいて、神仏習合の名残を色濃く感じた。

鳥居をくぐって境内へ入り、榛名川沿いに敷かれた石畳の山道を歩いて本殿へ向かう。ゆっくり歩いて20分ぐらいだっただろうか。よく整備はされているが豪奢というわけではなく、静かに参拝することのできる環境になっていた。
本殿付近には背の高い巨岩がいくつもそびえ立っていて、それらを縫うようにして石段を登っていくようになっていた。


中でもとりわけ背の高く頂上付近でだるま上になっている形の岩が神体である御姿岩で、本殿は御姿岩に埋まるような形で建てられていた。
本殿を含めた建物は一面が細かい木彫りの彫刻で装飾されていて見事だった。

神体は御姿岩ではあるが配置上は榛名富士・榛名湖のほうを向くように建てられていたため、元は神域を拝するような形になっていたんじゃないかと推察。
参拝した後、榛名川をさらにさかのぼった場所にあった砂防堰堤を眺めてから神社を出た。ついでに力こんにゃくなるものを買って小腹を満たす。七味をかけすぎてむせた。

榛名川を小鳥が飛んでいたので急いで望遠レンズに付け替えて写真を撮った。
手前のぼやけた葉っぱと後ろの岩の隙間の暗い部分がいい感じのコントラストになっている気がする。
肝心の鳥はよく見えない。

神社を出たあと、入り口付近にあった榛名歴史民俗資料館立ち寄った。
御師や地元の祭りに関するものが展示されていた。悲しいかな、文章を読むのに必死だったせいかあまり内容を覚えていない……。ふもとにいくつも摂末社があって、地域の信仰が厚いということは覚えている。

歩きっぱなしでくたくただったので榛名湖まで戻り、榛名湖温泉ゆうすげ元湯という温泉に入る。
伊香保に行こうか迷ったが、伊香保は別の機会に取っておくことにする。そういえば伊香保というのは厳峰のことで、榛名山のことを指す言葉らしい。
露天風呂は榛名湖を眺めることができる位置だったが、榛名湖沿いの道から丸見えの場所にあったので柵がしてあってじっくり眺めることはできなかった。
コーヒー牛乳は売り切れていたので代わりにミックスジュース的なものを飲んだ。
温泉の売店では「かける梅胡椒」というものを買った。意外にも榛名は南紀に次ぐ梅の生産地らしい。

リフレッシュもできたことなので帰路につく。
朝7時半に東京を出てゆっくり回った観光した後、夜の7時ごろ東京へ到着。
関越自動車道もあまり混まない広い道なので、榛名山は東京から気分転換しに行くのに本当にちょうどいい感じの場所だった。