雑記
一番勝ち組な生物種ってなんだろうか?
生物の目的というのは子孫を残して自分の複製を増やすことなのだから、勝ち組というのも当然より多くの子孫を残している種が該当するのだろう。
じゃあ人間はだいたい80億人で、蟻の数はだいたい1京匹(=10^16)(ソースはしらん)なのだそうだ。
なんだ、蟻の圧勝じゃないか。
いや待て待て、人間は体が大きい分、体を構成する細胞数も大きい。蟻は数は多くとも体が小さいので細胞の数もそれだけ小さくなるはずである。生物の基本単位は細胞なのだから、細胞の数で競わないと不公平ではないか?
しかし、人間はともかく蟻の細胞数なんか知るかという話である。
なら簡略化のため、すべての細胞が同じサイズであると仮定してはどうか。細胞数は体積に比例するはずである。
人の体積はおよそ60リットルとする。80億人いるのでだいたい5*10^11リットルである。
対して蟻はというと、大きさが2mm*2mm*2mmぐらいと仮定する。体長でいうともう少し長そうだが、立方体に押し込めたとすると悪くない近似だと思う。とすると1*10^-5リットルぐらいということらしい?10^16をかけるとだいたい1^11リットルということになる。
人間は5*10^11リットル、蟻は1*10^11リットルなので体積でいうと微妙に人間の勝利である。(悪い近似をしているので余裕で10倍ぐらいの誤差がありそうだが)
ゆーて人間、生物の中では割と勝ち組なほうなのでは?(アオミドロとかそのへんと比べてみたい)