お米 is ライス

C#やらUnityやらを勉強していて、これはメモっといたほうがええやろ、ということを書くつもりです

神社活動記録その1

一昨日と昨日、大学の学生支援機構から応募が出されていた祭礼バイトに行ってきた。

7月24日前半

7月24日の7時から12時半までは神社側の仕事で、花傘巡行という行事で六斎念仏保存会という団体が乗った車を市内中押して廻るというものだった。
念仏と言ってもにぎやかなもので、鐘が4人、太鼓が4人、笛が3人で文字で書くと「こんちきちんこんちきちん」というような調子の囃子だった。
歩道から溢れんばかりの見物客の押し合いへし合いとは無縁なところから至近距離でこういう行事を見られたのは非常に貴重な体験であった。

7月24日後半

7月24日、14時から23時までは三若(三条台若中)という、三条通の商店街周辺を中心とする、祇園祭のうちの神幸祭還幸祭の主体となっている団体のほうへ行き、神輿雑務の仕事をした。
神輿雑務は提灯を持つ係、スピーカーを持つ係、あぐら(神輿を置くための台)を扱う係、台車(神輿移動用)を運ぶ係の4つがあって、自分は台車係をすることになった。
台車は30キログラムほどのもので、それを3人がかりで運ぶという業務だったのでそれ自体は楽なものだったが、いかんせん何キロメートルもの行路を5時間も6時間もかけて神輿とともに歩いたので終わるころにはもうヘロヘロになっていた。
市内を巡回している間は神輿行列の最後尾、荷物を運んでいるトラックよりも後ろの位置にいたので神輿はあまり見ることができなかったが、22時ごろ神輿が八坂神社の境内に入ってからは神輿から数歩ほどしか離れていない、若衆による熱気の真っただ中で祭りを見ることができた。そこからは、観光客の目線からでは絶対に見ることができないような祭りのすさまじさ、熱さを感じられた。

7月25日

7月25日は昨日と同じ三若の集会所へ行き、9時半から16時まで御神酒受け取りという業務を行った。
御神酒受け取りとは、ほうぼうにいる支援者のところへ行き、奉賛金やお酒をもらって回るというものである。その際には謝礼として御供物という八坂神社から受け取ったお守りのようなものを渡すようになっている。
9時半に集会所へ行くと、まずはその御供物を作る作業から始まった。作るといっても、八坂神社からもらってきたちまきや丹波にある神田で刈り取った早稲とお札を一つの袋にまとめるというだけの作業である。
十何人かで手分けをし、600個の御供物を作った後は、それを配って回ることになった。自分は三若役員の爺様方に付き、四条大宮から四条烏丸までの間を回ることになった。奉賛者は個人商店からさる大企業の事務所まで、多岐にわたっていたが、地域が山鉾の順行路と被っているということもあり、数はあまり多くなかった。
四条烏丸まで行くとちょうど昼時だったので爺様方にお昼ご飯をごちそうしてもらい、いろんな話を聞くことができた。
昼食を終え、タクシーで集会所まで戻ると最後に集会所の片づけをすることになった。やることと言えば掃除機をかけたりブルーシートを片付けたりするだけなのだが、この集会所というのが築五十年は経っている昔ながらの古い京町屋で、その隅のほうまで見て回ることができたのでこれはこれでいい体験をすることができた。

以上が、神社活動記録その1である。